【ご案内】国際シンポジウム 「なぜアメリカで女性大統領は誕生しなかったのか? ジェンダーと多様性から考える2016年大統領選挙」(2017/3/18)

陽射しが明るくなり、春の訪れが感じられる季節になりました。いかがお過ごしでしょうか。
さて、3月18日(土)にお茶ノ水女子大学で開催されます国際シンポジウムのご案内をさせていただきます。間近になりましたが、多数の皆さまにご参加いただければ幸いです。
          記

国際シンポジウム
「なぜアメリカで女性大統領は誕生しなかったのか? ジェンダーと多様性から考える2016年大統領選挙」

日時:2017年3月18日(土)13:30-17:00
会場:お茶の水女子大学共通講義棟1号館304号室

第1部 特別講演

1. メリッサ・デックマン(Washington College)
「トランプ時代におけるジェンダー・ギャップ:2016年大統領選で女性有権者の投票行動から何を学ぶか」
2. ジュリー・ドーラン(Macalester College)
「女性大統領候補:2016年大統領選におけるジェンダーの役割

第2部 ラウンドテーブル:多様性の視点から見たトランプ政策

メリッサ・デックマン (Washington College)
ジュリー・ドーラン (Macalester College)
マリアン・パリー(University of Delaware)
武田 宏子(名古屋大学)
申 *榮(*は王偏に其、お茶の水女子大学)

日英同時通訳あり

参加申込(入場無料):参加申込フォーム 
http://www2.igs.ocha.ac.jp/events/events-2016/2017/02/0318/
主催:お茶の水女子大学 グローバル女性リーダー育成研究機構 ジェンダー研究所、JAWS(日米女性政治学者シンポジウム)
後援:明治大学情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター

<趣旨>
昨年11月に行われたアメリカ大統領選挙は、アメリカで初の女性大統領が誕生するのか、またはアメリカ歴史上政治経歴のないもっとも「アウトサイダー」が勝利するのかをめぐって世界の関心を集めた。そのため、選挙キャンペーン中、これまで以上にジェンダー・人種・移民の問題が争点になり、「アメリカ的価値観」をめぐる激しい対立が目立った。就任後のトランプ政権は、選挙公約の実現にむけて「米国第一主義」を隠れみのに、多様性を否定する危うい政策を次々に発表した。トランプは、なぜ、誰に支持されたのか?「歴史上初の女性大統領」の誕生はなぜ失敗したのか?トランプ政権の動きをどのように理解すべきか?
本シンポジウムは、ジェンダー・多様性の視点からアメリカ大統領選挙の結果及び、その後のトランプ政策が持つ社会的影響を理解することを目的に企画された。シンポジウムの第1セッションでは、アメリカ政治学の専門家による基調講演、第2セッションでは、ジェンダーと政治を専門にする研究者を招いて、基調講演者とともにトランプ政策について議論するラウンドテーブルを設ける。アメリカ政治の行方に関心のある研究者に限らず、広く市民の方々からの参加も期待したい。